馬よりも、人の争いが面白い2008年
昨年、2007年は武豊のリーディングが脅かされた、初めての年だった。
騎乗停止による年初の出遅れがその要因だったとはいえ、武豊は明らかにてこずっていた。イコール、2007年は「岩田康誠」というジョッキーが、世間にクローズアップされた年でもある。
岩田が中央競馬に移籍し、2006年に126勝、2007年に145勝を挙げ、結果的に武豊は2年連続、200勝に到達できなかった(2006年178勝、2007年156勝)。これは移籍以来5年連続して100勝を挙げている安藤勝己にもできなかった「偉業」であり、その存在感が確実に武豊を脅かしていることを意味するのだろう。
もはや競馬関係者にとって、武豊は唯一神ではなくなったのかもしれない。武豊に求めていたものを、あるいはそれ以上の結果を岩田はもたらしてくれるからだ。
それが表面化したのが昨年のアドマイヤムーン騒動であったとも言える。
2008年は武豊が実力でリーディングの座から引き摺り下ろされる年になる可能性がある。もちろん、武豊があっさりとその座を追われるはずもない。いつも以上にガムシャラに貪欲に、その座を守りにかかるだろう。
馬よりも、人の争いが面白い2008年を予感させる。
願わくば、そこに福永や池添、川田などの中堅・若手が絡んでほしいものだが・・・。
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