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『風のシルフィード』を読むべし。

森川駿とシルフィードが、母から受け継いだ末脚を武器に、宿命のライバル・マキシマムや、死神ヒヌマボークとの死闘を経て、凱旋門賞を制覇した後、うっかり事故で殺されるまでを描いた、競馬漫画の記念碑的作品。

少年誌では初めての競馬漫画だったような気がするけど、違うかな?

蹄を削ってスタートのまずさを矯正したり、
なぜか宝塚記念がなかったり、
ザンジバルが調教師を2人噛み殺していたり、
人を噛み殺すような馬が廃用になってなかったり、

などと、
やや眉を潜めたくなるような展開が続いたが、
凱旋門賞制覇から、ジャパンカップを前に、
「もう無理はさせたくない」
と引退させた流れは、個人的には嫌いじゃなかった。

それに、シルフィードが引退した後のJCで、ヒヌマボークとラシューバが接戦の末、ヒヌマボークが勝ったのも、なんか、「よかったぁ」って、気がしたのをうっすらと覚えている。
(極めて個人的な感情なので分からん人も多いだろうが)


ただ…、

最終回でシルフィードを殺す必要があったかな?

産まれながらにしてハンデキャップを背負い、片方の目を失明してまで、凱旋門賞を制覇した主人公。

それを、あんなにもアッサリ殺してしまう必要はなかったと思うんですけどねー。それに、牧場のあんなところに宅急便の車が進入してくること自体、無理があるような気もする…。


まぁ、最終回で殺してしまうのが、一番感動的だという編集方針だったんだろうけど、余生を穏やかに暮らすのが、競走馬にとって一番の幸せだってことに、全然、気が付いてないんだろうか。死ぬまで走ってこそサラブレッドという考えがあるのか…。
どうも、安易に馬を殺す漫画が多いので、苦言を呈してみました。

話は変わるけど、栗東トレセンのJRAの事務所に、この漫画が全巻置いてあったんですよね。

JRAの推薦漫画なのかな、これ?

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Comments

前から思うんですけど、馬が重賞レースで優勝するとかいうのは
別に馬自身には嬉しくもなんともないと思います。
馬にそんな知能があるわきゃないです。馬は多分、重賞レースの意義どころか競馬のルールすら理解せずに
ただお尻を叩かれて走ってるだけだと思います。
馬自身が有馬記念の歴史だの意義だのを理解できる知能があるわきゃないでしょう。
オグリキャップの有馬記念優勝での感動の引退劇もあくまで人間が作った物語の中での美談であって、
オグリ自身にしてみればなんの意味もないことで、それよりもニンジンの一本も貰ったほうが一億倍も嬉しいのではないかと思いますよ。

こういうのは、あの「風のシルフィード」という漫画を見て思いました。
あの漫画ではシルフィード自身が「」アタマの良い馬」とかいうので、
重賞レースに向けて自分で調整したりペース配分したりしてましたが非現実的だなと思いました

Posted by: さくぶん | 10/21/2006 at 11:14 AM

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