『みどりのマキバオー』を読むべし。
「白い珍獣」ミドリマキバオー(うんこたれぞう)が、母親との別れ、兄貴分の死、ライバルの引退、両前脚の骨折など、幾多の障害を乗り越えながら、やがて「白い奇跡」と呼ばれる名馬に成長していく過程を描いた、競馬漫画史上に残る傑作。
宿命のライバル・カスケードに並んだ日本ダービー、そして念願のカスケード超えを果たした有馬記念に至る流れは実に感動的で、スラムダンクの湘北VS山王、キャプテンの青葉VS墨二、キャプテンつばの南葛VS明和に匹敵する名勝負だと思うのは私だけだろうか。
ただ、有馬記念での締めくくりがあまりに見事だったため、第二部のドバイワールドカップ編は、蛇足的な感がしないでもない。
まぁ、人気漫画を、展開を変えて続編を作成するやり口は、週刊少年ジャンプの必殺技だから仕方がない面があるのかも。
エルサレムとの悲劇の一戦の後、骨折からの復帰戦を描いた最終回、弟ブリッツとの初対決に、競馬には欠かせない「世代交替」の要素を盛り込んだ点は、他の競馬漫画にはない現実的なループ性が感じられベリーグッド。
アニメにもなった取っつきやすさと、その反面のシリアスな展開に引き込まれ、この漫画を契機に競馬を始めた方も多いのではないだろうか。
また、「みどりのマキバオー」をここまでのビッグタイトルに育て上げた要因に、見事なまでに個性的に描かれた脇役陣の存在が見逃せない。
漆黒の帝王・カスケードを始め、
じゃじゃ馬・ミドリコ、
二冠馬ピーターII、
菊花賞馬アマゴワクチン、
将軍トゥーカッター、
伝説の名馬ジェネシス、
その血を継ぐ、聖馬エルサレム、
日本最強馬?ベアナックルとニャンキーず、
爆弾小僧ニトロニクス、
昇り馬プレミア、
秋華馬アンカルジア、
桜花賞馬ビーナスハリケーン、
彗星コメート、
ヒットマン・サトミアマゾン、
天馬・ツァビデル、
この漫画の中では(多分)最強馬のブリッツ
カンスケ、飯富兄弟、若ぞう
そして、チュー兵衛
などなど……
綺羅星のごとく輝く彼(彼女)たちには、アカデミー助演男優(女優)賞を贈りたいものだ。
褒めついでに、もう一つ褒めておくと、卓越した馬名センスも挙げておこう。
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コミックスは全16巻が絶賛発売中。
競馬ファンなら読むように。ていうか、揃えるべし(笑
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Comments
ニシムラさん こんばんわ
いつもTBありがとうございます
たれぞうくん久々に読みたくなりました。。。
さくっと全巻大人買いしたいんですけどね、、、
意外と揃ってないんですよね。。。
Posted by: nonnnonn | 05/24/2004 at 08:47 PM
しましょう。大人買い(笑
僕はほとんと発売日に買いましたけど。
Posted by: ニシムラヨシトモ@管理人 | 05/26/2004 at 05:17 PM