「府中の坂は厳しいぞ…」 心に残った一言 その2
ライデンリーダーが4歳牝馬特別で、
センセーショナルな中央デビューを飾り、
桜花賞で窮屈なレースを強いられながらも4着に追い込み、
オークスでの本命はこいつだと思っていた私にかけられた冷水。
それが、某厩舎のオッチャン厩務員の
「府中の坂は厳しいぞ…」
である。
以下、私とオッチャンの会話。
オ 「ライデン、ライデンって言うけどな、笠松に坂あんのか?」
私 「多分、ないと思いますけど…(知らない ^^;)」
オ 「じゃ、ライデンはあんな強烈な坂、初めてやろ」
私 「でも阪神で伸びてましたよ」
オ 「アホ、阪神の坂と府中の坂を一緒にすな」
私 「…」
オ 「俺が何年か前に府中に馬を連れていった時な、
スクーリングでコースを歩いたんやけど、
あれは強烈やったぞ。坂の下から、
ゴール板が見えへんねんから。
みんなライデン、ライデンって言うけど、
俺はライデンリーダーは絶対に伸びへんと思うぞ。
確かに能力は認めるけど、地方の実績馬は大概、
あの坂にやられるわ。悪いこと言わんから、やめとけ」
このオッチャンの熱弁で私の◎はアッサリ、
ライデンリーダーからダンスパートナーに。
果たして、本番のレースでは…、
アンカツが府中の坂を舐めきった甘々騎乗で、
人気を裏切る大惨敗(13着)。
オッチャンの考えの確かさが見事に実証された。
かくいう私はと言うと、ダンスパートナーの単勝で大もうけ。
トレセンに入りたての私にできた、
最初のいい思い出となったのであった。
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最近も、京都で見事に差しきった地方馬が
坂のある阪神で全く伸びなかったように、
「坂」というものが地方と中央の「壁」になっているようだ。
「地方の怪物」の登場が待たれて久しい。
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